月見櫓・西の丸西手櫓(岡山城)
岡山~香川~愛媛の旅 1日目(全6日) その5
昔の岡山城の姿をそのまま残すところ
前回のブログのつづき。
岡山城は、大部分が燃えっちゃってて、昔の形をとどめているのは、月見櫓と西の丸西手櫓だけ、この2つはぜひ見るべき、ということで別立てです。
どちらもこじんまりとしていますが、総白壁が美しい、落ち着いた雰囲気のある建物です。
せっかく岡山城まで来たのであれば、行かないのはもったいない。
月見櫓
ランク 国指定重要文化財
現在は本丸の北西にあります。
元和元年(1615)~寛永9年(1632)に岡山城主であった岡山藩2代目池田忠雄(ただかつ)が建てました。
元は岡山城には櫓が35棟あったらしいけど、現存2つ。一番新しく建てられたのがこの月見櫓で、最も優美な櫓だそうです。
ちょっと見ると、櫓とは思えないほど、おしゃれな感じです。
3階建てですが、
城外からは2階建てに見えます。
外向きには、一応軍事的施設ですが、櫓内は住み心地の良い空間となっております。
建てたころには、平和な世だったからね。
詳しく知りたい場合は、岡山市のサイトで公開されているパンフレットがおすすめです。
西の丸西手櫓
ランク 国指定重要文化財
こちらの櫓は、月見櫓よりも古くて、17世紀の初めごろには建てられたようです。
岡山城本丸からだいぶ離れた、かつての西の丸に建てられた櫓です。
現在は、小学校校庭の奥にあって、外側は石垣の下はなんとコインパークになっています。
もはや、記念でここに駐車したい。
コインパークの運営会社さん、説明板を立てていて、えらい。
街の中にポツンとあります。
月見櫓と比べると、だいぶ質素なつくり。
造ったときにはときにはそれほど平和ではなく、さらに、外部に近いところを守る櫓なので、軍事施設の面が色濃いようです。
こちらも、詳しく知りたい人は岡山市サイトのパンフレットがおすすめ。
ふと隣を見ると、禁酒会館なる建物が。ちょっと見てみました。